出先でX(旧Twitter)にログインしようとしたら “ご本人であることを確認できなかったため、ご利用のアカウントへのアクセスをブロックしました。これは、ログイン試行の回数が多すぎる、普段とは別の場所や端末からログインが試みられたなど、通常とは異なるログイン操作が見られたためです。しばらくしてからログインしなおしてください。このようなブロックは自動的に解除されます。”と表示が…。
本記事では、解除までに待つべき時間の目安から再発防止策、サポートへの最短問い合わせ手順までを網羅的に解説します。
「SNS担当なのに入れない!」という焦りは、企業公式アカウントを預かるマーケターにとって死活問題。私はBtoB領域専門のSNSマーケターとして、SaaSやIT企業の公式Xアカウントを複数運用し、過去3年間で計17回このエラーを経験しましたが、正確な手順を踏めば当日中に解除できる確率は90%以上でした。
この記事では実際の検証データと最新仕様を踏まえて「最速復旧のやり方」を解説します。
Xのセキュリティアルゴリズムは、異常なログイン挙動を検知すると自動でアカウントをブロックします。主因は次の3つです。
経験上、軽度ロックは15〜60分、中度は数時間〜24時間で自動解除されます。以下を守ってください。
私は誤って30秒おきに再試行を続け、解除目安が1時間→4時間に伸びた苦い経験があります。「触らず待つ」が最短ルートです。
筆者は何度試してもSMSが届かない事象が発生しました。
PCブラウザからはログアウトしていたものの、幸いにしてスマホアプリではログインできる状態だったため、“バックアップコードを使用”を選択してログインすることに成功しました。
バックアップコードを表示させる手順は以下の通りです。
初めてトラブルに直面した時、私はこの手順に到達するのに半日かかりました。
「もう、ブラウザからはXにログインできないかも…」と想像した時の絶望感は今でも忘れられません。
これだけで海外滞在中のロック発生率がゼロになった事例も。特に企業アカウントは2FA+固定IPでの運用を推奨します。
Xサポートフォームに以下を送信してください。
日本語で要点を箇条書きにすると、4〜8時間で返信が届きます。
私の事例では免許証提出後12時間で手動解除されました。
これらを徹底した結果、当社クライアント10社は過去6か月ロックゼロを達成しています。
Q1. 企業アカウントで複数人が同時ログインするとロックされやすい?
A. はい。特に秒単位で別IPからダッシュボードを開くと高確率でロック判定。公式チーム機能や投稿予約ツールで運用時間を分散しましょう。
Q2. パスワードマネージャーは安全?
A. 基本的に安全ですが、自動送信タイミングが早すぎると「空ログイン失敗」を誘発します。ワンクリック入力→1秒置いて送信が吉。
Q3. 再発防止で“盲点”になりがちな設定は?
A. 「ログイン検証アプリ(TOTP)のバックアップコード未保存」。スマホ紛失時に詰むので必ず複数箇所へ保管を。
結果:20分ロック→30分後全員解除
教訓:同じIPでも秒ズレ同時試行は避ける。5分間隔で順番ログインが安全。
結果:現地Wi-Fiでロック→VPN(日本固定IP)+2FAで5分復旧
教訓:出国前にVPN契約+2FA設定を済ませる。
結果:フォーム申請+免許証提出で36時間後解除
教訓:パスワード使い回し厳禁。半年ごとに変更。
焦ってクリックを連打するとロックは延びる一方。「触らず待つ→一度だけ試す→だめなら問い合わせ」を徹底すれば、ほとんどのケースで当日中に復旧可能です。X運用担当者の皆さまのヒヤリとする瞬間が少しでも減ることを願っています。
筆者紹介|中元鈴香
BtoB領域に特化したSEOライター。5年以上にわたりSaaS、IT、人材、コンサル業界のコンテンツ設計とライティングに従事。上場企業のオウンドメディア立ち上げから中小企業のSEO内製化支援まで、幅広くサポートしている。
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