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【2025年最新】生成AIで激変するBtoB SaaS市場のカオスマップ解説
生成AI × BtoB SaaS市場トレンド完全解説

こんにちは!最近、社内でAI導入プロジェクトを任されて「どこから手をつければいいの…?」と途方に暮れた経験がある方、きっと多いのではないでしょうか。

生成AIがBtoB SaaS市場を根本から変えようとしている今、適切なAIツールの選定と導入戦略が企業の競争力を大きく左右します。実際、市場には125以上のAI SaaSサービスが存在し、その数は毎月増え続けているんです。

本記事では、2027年に2兆円を超えると予測される急成長市場の全体像から、AI-Native企業とEmbedded AI企業の違い、7つのカテゴリーに分類したカオスマップの詳細まで徹底的に解説します。

こんな方におすすめ

  • 生成AIを活用したSaaSツールを導入したいが、種類が多すぎて選べない
  • 限られた予算でDX推進を任されている
  • AI導入の具体的なROIを上司や経営層に説明できずに困っている
     

目次

  • 1.生成AIによるBtoB SaaS市場への影響
    • 2023年→2027年の市場規模の驚異的成長と背景
      • 市場成長を支える3つの要因 
    • AI-Native企業 vs Embedded AI企業、勝者はどちら?
  • 2.7つのカテゴリーで理解するAI SaaSカオスマップ
    • 2-1. チャットボット・生成AI領域の主要プレイヤー
      • 汎用型AI基盤
      • 特化型チャットボット
    • 2-2. AI-OCR・FAQ: 紙文化からの脱却を支援するツール群
      • AI-OCR
      • FAQ・ナレッジ管理
    • 2-3. 議事録作成AI: スモールスタートに最適な低コスト導入事例
      • クラウド型議事録サービス
    • 2-4. マーケティング支援AI: リードスコアリングからコンテンツ最適化まで
      • MAツール(マーケティングオートメーション)のAI機能
      • 特化型マーケティングAI
    • 2-5. 営業支援AI: 正確な売上予測と顧客データ分析が瞬時にできる
      • AI搭載型CRM
      • 営業プロセス自動化
    • 2-6. HR・採用支援AI: 人材データ活用の最前線
      • タレントマネジメント
      • AI採用ツール
    • 2-7. 経理・会計支援AI: バックオフィス革命の事例
      • AIによる会計業務自動化
      • 契約書処理の自動化
  • 3.生成AI × BtoB SaaS市場のトレンドまとめ

1.生成AIによるBtoB SaaS市場への影響

2025年時点では125以上のAI SaaSサービスが存在し、その数は毎月増え続けています。成果の出ないAI施策に高額な投資をする前に、まずは市場の全体像を理解し、自社に最適なツール選定の考え方を身につけましょう。

2023年→2027年の市場規模の驚異的成長と背景

日本のSaaS市場は今、急成長フェーズに入っています。One Capitalが発表した「Japan SaaS Insights 2024」によると、2023年に日本のSaaS市場は1.4兆円に達し、2027年には2兆円を超えると予測されているんです。

さらに驚くべきことに、スマートキャンプの調査では、2028年度には市場規模が2.9兆円に達する見込みだとか。年平均成長率11%という驚異的な数字の背景には、以下の3つの重要な要因があります。
 

市場成長を支える3つの要因
 

  1. 法改正の影響
    電子帳簿保存法やインボイス制度などの法改正により、企業のデジタル化が加速
     
  2. 生成AIの台頭
    ChatGPTなどの生成AIの登場により、SaaSの価値が根本から変化
     
  3. 導入経路の多様化
    従来のSIer主導から、直接契約へのシフト
     

特に注目すべきは、業務システム分野(ERPや会計ソフトなど)が15.5%の年平均成長率という成長率を示している点。これは、生成AIを活用したSaaSが具体的なROIを生み出し始めている証拠でもあります。

一方、日米のSaaS導入数には依然として約10倍の差があり、日本市場はまだ未成熟な状態です。つまり、今から参入しても決して遅くないということなんです。

AI-Native企業 vs Embedded AI企業、勝者はどちら?

現在のAI SaaS市場は、大きく2つのプレイヤータイプに分かれています。

AI SaaS市場の2つのプレイヤータイプ

One Capitalの分析によれば、2025年には市場の二極化が進むと予測されており、大半の企業はEmbedded AI企業に分類されると言われています。

小規模企業や単一業務の効率化を目指す場合は、AI-Native企業のサービスが適しています。導入コストが低く、特定の業務に特化した高いパフォーマンスを発揮します。実際に、IVRyのAI電話代行サービスは月額3,500円から利用でき、月間着電数300件の企業では約78.3%のコスト削減を実現しているんです。

一方、大企業や複数業務の連携が必要な場合は、Embedded AI企業のプラットフォームが有利です。例えば、マネーフォワード クラウド契約は「GPT-4o」を実装し、契約書のPDFをアップロードするだけでAI-OCRが自動で項目を認識・入力する機能を提供しています。

しかし、最も重要なのはどちらを選ぶかではなく、自社の課題に合わせた適切な選択をすることです。
 

💡 専門家の視点
LayerXの福島良典CEOは著名なカンファレンスで、「AIは単体で価値を生むのではなく、既存業務をどう変革するかが重要」と述べています。つまり、技術選定より先に、自社の業務課題を明確にすることが成功への近道なのです。

2.7つのカテゴリーで理解するAI SaaSカオスマップ

株式会社アイスマイリーが発表した「AI SaaSカオスマップ」は、125のAIサービスを7つのカテゴリーに分類し、企業のAI導入を支援するための地図として機能しています。このカオスマップを理解することで、自社に最適なAIツールを効率的に選定できます。

AI SaaSカオスマップを初公開!生成AIをはじめとした125サービスをコストパフォーマンスで比較!
出典:生成AIをはじめとした125サービスをコストパフォーマンスで比較!AIsmiley

それでは、各カテゴリーの特徴と主要プレイヤーを詳しく見ていきましょう。

2-1. チャットボット・生成AI領域の主要プレイヤー

チャットボット・生成AI領域は、導入費用5万円〜10万円、月額約10万円前後から利用可能なサービスが主流です。この領域は以下の2つに大別できます。
 

汎用型AI基盤

  • GIDR.ai: ローカルLLMの切り替えやカスタマイズ性の高さが特徴。企業内の機密データを安全に扱える設計が強み。
  • exaBase 生成AI: エクサウィザーズ社が提供する自社専用ChatGPTを作成できるプラットフォーム。
     

特化型チャットボット

  • HEROZ ASK: 月額900円という圧倒的な低価格で、社内の様々なデータの探索・要約・翻訳が可能。ISO27001取得済みでセキュリティ面も安心。
  • PKSHA Communication Cloud: カスタマーサポート向けのオールインワンAI SaaS。

特筆すべきは、使いこなすほどAIが賢くなる点です。例えば、HEROZのAIアシスタントは使用するほど学習し、企業特有の専門用語や文脈を理解するようになります。
 

📌 導入ポイント
汎用AIツールは自由度が高い反面、社内での活用方法の整備が必要です。一方、特化型は即効性が高いため、明確な課題がある場合は特化型から始めるのがおすすめです。

2-2. AI-OCR・FAQ: 紙文化からの脱却を支援するツール群

AI-OCR・FAQ系は、5万〜30万円の価格帯で、紙文化からの脱却を効率的に進めるツール群です。
 

AI-OCR

  • バクラク AI-OCR: 請求書や領収書の内容を自動で読み取り、累計10,000社以上に導入実績がある人気サービス。最近、「パーソナライズドAI-OCR」として進化し、企業ごとの必要情報をAIが学習。「税抜き金額」や「税込み金額」など、企業ごとに最適な情報を推薦する機能が追加されました。
  • AIメイト: 手書き文字にも強く、帳票処理に特化。
     

FAQ・ナレッジ管理

  • Helpfeel: 「意図予測検索」技術により、検索ヒット率98%を実現。曖昧な表現やスペルミスを含む質問にも的確に回答できる点が強み。

特に注目すべきは、AI-OCRの進化速度です。初期のOCRは単純な文字認識でしたが、現在のAI-OCRはレイアウトを理解し、文脈から必要情報を抽出できるまでに進化しています。

LayerXの内部データによれば、バクラクAIで読み取ったファイル数は1,800万件を超え、データ入力の手作業を削減した回数は9,000万回以上に達しているそうです。これは日本企業全体で数千人分の工数削減に相当します。
 

📌 導入ポイント
まずは1つの部署や1つのプロセスに絞ってAI-OCRを試し、効果が確認できたら全社展開するアプローチが効果的です。

2-3. 議事録作成AI: スモールスタートに最適な低コスト導入事例

議事録作成AIは、月額1万円以下から利用できるものも多く、AIツール導入の最初のステップとして最適です。
 

クラウド型議事録サービス

  • Notta: 自動音声文字起こしツールで、商談内容の確認や議事録作成を効率化。オンライン会議や対面会議の両方に対応。
  • tl;dv: Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsといった主要なオンライン会議ツールと自動連携可能。会議が終わったら瞬時に文字起こしや議事録が作成できる。

議事録作成AIが持つ驚くべき効果は、数値化されにくい「見えないコスト」の削減です。ある製薬企業では、MR(医薬情報担当者)が医師との面談後に作成する議事録に1日平均2時間費やしていましたが、AI導入後は30分に短縮。年間で一人あたり約375時間の工数削減に成功しました。

さらに、議事録AIの副次的効果として、会議の質自体が向上する現象も報告されています。「AIが聞いている」という意識から、参加者が明瞭に発言するようになり、会議の焦点が絞られるのです。
 

📌 導入ポイント
専門用語が多い業界では、AIの精度に差が出るため、必ず無料トライアルでの精度検証を行いましょう。

2-4. マーケティング支援AI: リードスコアリングからコンテンツ最適化まで

マーケティング支援AIは、少ないマーケティングリソースで最大の成果を上げたい企業に適しています。
 

MAツール(マーケティングオートメーション)のAI機能

  • リードスコアリングの自動化: 過去の成約データを分析し、見込み顧客の購買意欲や行動パターンを把握して優先順位付け。
  • コンテンツの編集や改善: Webサイト訪問者の滞在時間やクリック数を分析し、最適なコンテンツを提供。
     

特化型マーケティングAI

  • リードダイナミクス: AIを活用したインサイドセールス効率化ツール。株式会社シグニティはこれを導入し、短期間でアポイント獲得率を向上させました。

マーケティング支援AIの最大の特徴は、人間では処理しきれない量のデータを分析できる点です。特にBtoBマーケティングでは、複雑な購買プロセスと長い検討期間があるため、AIによる分析が威力を発揮します。

例えば、あるBtoB企業では、AIを活用して過去のメール配信データを分析し、反応が得やすい配信時間を特定。その結果、メール開封率が22%から34%に向上した事例があります。
 

📌 導入ポイント
マーケティングAIを効果的に活用するには、十分な量の学習データが必要です。データ量が少ない場合は、まずデータ蓄積の仕組みづくりから始めましょう。

2-5. 営業支援AI: 正確な売上予測と顧客データ分析が瞬時にできる

営業支援AIは、予測精度と営業効率の向上に大きな効果を発揮します。
 

AI搭載型CRM

  • 売上予測管理: 取引履歴や売上実績をもとに、精度の高い売上予測を行う機能。
  • 案件の優先度分析: AIによる分析で、商談の成功率が高い案件を可視化。
     

営業プロセス自動化

  • NISSIN-GPT: 日清食品ホールディングスが独自開発した対話型AI。営業工数を20%削減することに成功しました。
  • Sales Marker: AIセールスによって商談化率や成約率を向上させるツール。

最も注目すべき営業AIの事例は、General Mills社のケースです。同社は顧客データをAIが分析し、パーソナライズされたレシピを提案するシステムを構築。前年比170%のユーザー増加を達成しました。

さらに、Gartnerのレポートでは、今後3年間で、AIを活用した営業組織が活用していない組織を大きく引き離すと予測しています。つまり、営業AI導入は選択肢ではなく必須になりつつあるのです。
 

📌 導入ポイント
営業AIを導入する際は、現場の営業担当者を巻き込んだプロジェクトチームを結成し、現場のニーズを反映させることが成功の鍵です。

2-6. HR・採用支援AI: 人材データ活用の最前線

HR・採用支援AIは、人材データを活用した戦略的な人事・採用業務を実現します。
 

タレントマネジメント

  • カオナビ: テキスト分析機能「インサイトファインダー」が、生成AIを活用して社員の声を感情別に要約。従業員エンゲージメントの向上や人事評価制度の改善に役立ちます。
  • COMPANY®: Works Human Intelligence社の大企業向け統合人事システム。自然文による検索条件に基づいて人材をリストアップする機能を開発中で、検索精度の向上を目指しています。
     

AI採用ツール

  • 株式会社アッテル: AIを活用した未来予測型ピープルアナリティクスサービスを提供し、200社以上の導入実績がある。候補者の入社後の活躍を予測する機能が特徴。

HR・採用AIの導入において最も重要なのは、権限に応じた適切な情報表示です。Works Human Intelligence社は、AIの検索結果に権限設定を適用する仕組みを開発し、情報漏洩のリスクを最小化しています。
 

📌 導入ポイント
HR領域は個人情報を扱うため、AIの利用にはプライバシーとセキュリティへの配慮が不可欠です。まずは非機密情報での試験運用からスタートするのが安全です。

2-7. 経理・会計支援AI: バックオフィス革命の事例

経理・会計支援AIは、バックオフィス業務の効率化と意思決定支援の両面で革新をもたらします。
 

AIによる会計業務自動化

  • マネーフォワード クラウド会計Plus for GPT: ChatGPTと連携して中堅・上場企業の経理財務業務をサポート。会計データをもとに財務状況を分析し、税理士への相談時に役立つレポートを生成。
  • ファーストアカウンティング: 経理業務に特化したAIソリューションをBtoB SaaSとして提供し、「正確で早い会計」と「戦略経理」を実現。
     

契約書処理の自動化

  • マネーフォワード クラウド契約: 「GPT-4o」を実装し、契約書をスキャン・アップロードするだけでAI-OCRが契約書の種類や項目名を自動で読み取り、情報を入力する機能を提供。β版を利用したユーザーからは「精度が高く、大幅に入力の手間を省けた」との評価が寄せられています。

経理・会計AIの進化は目覚ましく、単純な自動化から戦略的な財務分析へと機能が拡張しています。例えば、マネーフォワードのAIは、貸借対照表や損益計算書の異常値を検出し、経営判断をサポートします。

さらに注目すべきは、バックオフィスDXのROIの高さです。ある事例では、全国150以上の事業所から送られてくる請求書6,000枚の処理が、バクラクの導入により作業時間が半減。全社では毎月300時間、年間で3,600時間の削減が実現し、月次決算業務においても2営業日の余裕が生まれました。
 

📌 導入ポイント
経理・会計AIは、既存の業務フローを大きく変える可能性があるため、現場スタッフとITチームが連携して導入を進めることが重要です。また、経理部門特有の繁忙期(年度末や税務申告時期)を避けた導入計画を立てましょう。

3.生成AI × BtoB SaaS市場のトレンドまとめ

生成AI × BtoB SaaS市場は、2027年に2兆円を超える急成長市場として注目されています。本記事では、以下のポイントを解説してきました。

市場の全体像

  • 日本のSaaS市場は2023年の1.4兆円から2027年には2兆円超へ成長
  • 年平均成長率11%という驚異的な成長率
  • 法改正、生成AIの台頭、導入経路の多様化が成長を後押し

AI-Native企業 vs Embedded AI企業

  • 小規模企業・単一業務にはAI-Native企業が適合
  • 大企業・複数業務連携にはEmbedded AI企業が有利
  • 最重要なのは自社の課題に合わせた選択

7つのカテゴリー別導入指針

  • チャットボット・生成AI: 月額10万円前後から利用可能
  • AI-OCR・FAQ: 5万〜30万円で紙文化からの脱却
  • 議事録作成AI: 月額1万円以下でスモールスタート
  • マーケティング支援AI: リードスコアリングの自動化
  • 営業支援AI: 売上予測と顧客データ分析の革新
  • HR・採用支援AI: 人材データの戦略的活用
  • 経理・会計支援AI: バックオフィスの効率化と意思決定支援

日本のSaaS市場はまだ未成熟で、日米の導入数には約10倍の差があります。つまり、今から参入しても決して遅くないということです。

最も重要なのは、完璧を目指すことではなく、小さく始めて効果を検証し、段階的に拡大していくこと。月額1万円以下のツールから始め、効果を実感したら投資を拡大する。このアプローチが、AI SaaS導入成功の近道なのです。
 


筆者紹介: 中元鈴香
BtoB領域に特化したライター。5年以上にわたり、SaaS、IT、人材、コンサル業界のコンテンツ設計とライティングに従事。上場企業のオウンドメディア立ち上げや、中小企業のSEO内製化支援も多数経験。
 

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